児童劇団「大きな夢」について

児童劇団「大きな夢」は団員700人を有し、独自のネットワークによって全国26か所で子どもミュージカル活動を展開している日本で唯一の子どものためのミュージカル劇団です。地域に密着し地元の文化発展にも貢献している実績が認められ次第に全国各地に広がりつつあります。 児童劇団「大きな夢」はプロを養成する劇団でもなければ、営利を目的とした商業主義的劇団でもありません。ミュージカルを通して子どもに内在する無限の能力を引き出し、努力によって得られる達成感や自信を育むことにも繋がっています。舞台に立って得られる様々な体験は、現在の学校教育では学べない貴重な情操教育の場として多方面から評価されるようになってきました。

「子どもミュージカル」はそれぞれの能力に合ったやり方で指導しています。歌、ダンス、演技、持っている才能は違いますが、可能な限りの努力をすることによって一人ひとりの成果を見ることができます。 年に一度必ず公演を行いますが、脚本、演出、音楽、振付け、歌唱指導、照明、音響、舞台美術など全て大人のプロのスタッフと一緒になってミュージカルを創っていきます。このような贅沢とも言える地域での公演は児童劇団「大きな夢」特有のネットワークがあるからこそ出来ることなのです。

講師紹介

青砥 洋(あおと よう)

【代表・総合プロデューサー】

NHK放送劇団~劇団昴を経て劇団四季へ。

四季でのミュージカル体験を生かして平成5年、児童劇団「大きな夢」を結成。
平成13年には児童劇団を卒業した高校生以上を受け入れるために劇団BDPを立ち上げる。全般の演技指導や演出を。劇団BDP、児童劇団「大きな夢」代表。

中沢 千尋(なかざわ ちひろ)

【総合プロデューサー・演出・振付】

2011年NYで2年間ダンス留学。
RAD Intermediate取得。
児童劇団「大きな夢」・劇団BDPでは演出、振付を数多く担当。

伊藤 香(いとう かおり)

【演出・総合指導】

小学5年生の時に「大きな夢」に入団。その後、舞台芸術学院ミュージカル部卒業。ニューヨークにて、歌、ダンスを学ぶ。現在劇団BDPの女優として独特のキャラクタ−を活かし活躍中。児童劇団「大きな夢」では演出、歌唱指導を数多く担当。

杉浦 京子(すぎうら きょうこ)

【ダンス指導】

日本女子体育短大舞踊科卒業後、劇団四季に入団、13年に渡り在籍し、ウエストサイド物語、キャッツ、ジーザスクライストスーパースター、などに出演。中でもキャッツは3つの役を持ち役とし、出演回数は約2000回を数える。

東海林 愉加(とうかいりん ゆか)

【歌唱指導】

昭和音楽大学声楽科卒業。在学中から様々なミュージカル、オペラなどの舞台に出演。イタリアにて声楽、演技を学び、現地にて公演。現在でもボイストレーナーの傍ら、役者や歌手として各種舞台に出演中。